はじめてweb広告に入った方はおそらくみんな感じると思うのですが、この業界ってアルファベット略語が多すぎませんか!?
CPM、CPC、CTR、CPA、RTB、SSP、DSP等々…。
このマガジンは、みなさまが「あれ?この3文字なんだっけ?」と思った時の手引きとして使ってもらえるよう、web広告の用語を解説いたします。
今回は「CPC」について解説していきます!
1.CPCとは
「CPC(Cost Per Click)」とは、サイト上の広告を1回クリックした時の単価です。
広告での集客数を把握しやすいため、広告の費用対効果を示す指標としても利用されています。
「CPC」を計算式で表すと
CPC=広告費の総額÷クリック数
例)100000円(広告費総額)÷5000回(クリック数)=20円(CPC)
「1回クリックしていくらもらえる」というもっとも基本的で分かりやすい単位です。
主にアドネットワーク(Ad Network)事業者の買付単位として使われます。代表的な事業者はGoogle AdSenseです。
1クリック=ユーザー1人に置き換えることが出来るため、「1人のユーザーを広告主のサービスに誘導した際の単価」として表すことも出来ます。そのためCPCの高い安いは、広告主、代理店、webメディアだれにとっても共通の単位として理解しやすい指標と言えます。
またCPM(表示回数に応じた広告、その単位)広告の効果指標として使われるケースもあります。
2. CPCを改善しよう
リスティング広告は、CPCを改善し、費用対効果を高めることが可能です。そのためには広告の品質を高めていくことが重要です。
GoogleやYahoo!のリスティング広告は、オークション形式なので、広告ランクの指標で競います。広告ランクの指標が高いほど、広告枠の上位に掲載されるシステムとなっています。
つまり、広告ランクは「入札単価×品質スコア+広告オプション」なので、品質スコアを上げればクリック単価が下げられます。
2-1. 品質スコアとは
そもそも品質スコアとは、ユーザーにとって有益な広告であるかを評価するための指標のことです。ユーザーが求めている情報に一致し、有益な情報であれば品質スコアは上がります。
品質スコアを上げるための具体的な要素は、以下の3つです。
①クリック率(CTR)
②入札キーワードと広告文の関連性を持たせる
③リンク先ページ内容のユーザビリティにこだわる
これらのポイントをしっかりと抑えて、品質スコアをあげましょう。
3. まとめ
CPCはwebメディアのジャンルによって大きく異なります。知り合いのサイトや他社のwebメディアと比較して「私のほうが低い(高い)!なんで!?」といった相談はよく頂きますが、まずはwebメディアのジャンルに注目してみてください。