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【一問一答】AMP廃止のメリットデメリット徹底解説!!

今回は2021年にGoogleからの優遇が終了したAMPについて、概要やAMP廃止のメリット&デメリット、事例を交えながら、一問一答形式でわかりやすくまとめた記事です。


1. AMPの概要

1-1. Q1:AMPとは?



AMP(アンプ)とはAccelerated Mobile Pageの省略でGoogleとTwitterで共同開発されているモバイルのページ表示を高速化する手法です。
AMPが対応しているページには「⚡️」マークが表示されることでも知られています。

AMPの特徴に関しては下の表で解説します。

1-2.Q2:AMPの仕組み

通常、webページにアクセスする場合、サイトのあるサーバーにリクエストし、ファイルを受け取り、それをレンダリングして、ページを表示するという段階を踏むことになります。

AMPではWebページの情報をキャッシュとして保存しておき、検索などのリンクをクリックした際に、その情報を直接クライアントに受け渡すことで、ステップを大幅に削減し、高速で表示することが可能になります。



1-3.Q3:AMPの歴史



AMPはGoogleやTwitterをはじめとする30社以上で共同開発され、2015年10月7日に発表されました。

公開当初はニュース記事にしか反映されませんでいたが、ページエクスペリエンスシグナルに導入されるCore Web Vitalsなどの影響もあり、2016年12月にGoogle画像検索においてもAMP対応が行われたり、Google検索だけではなくYahoo!にもAMPが行われるなど、現在では多くのウェブサイトがAMPを対応しています。

Q4でも解説しますが、2021年6月にAMPはGoogleからの優遇が終了されたため、現在はAMPを廃止するメディアが増えてきているのが現状です。


2. GoogleがAMP優遇を終了

2-1. Q4:GoogleがAMP優遇?

はい。Google検索やGoogleニュースなどにおける「AMPの優遇」が2021年6月に終了しました。

終了の理由は明らかになっていませんが、Googleはサイトの評価基準としてページ エクスペリエンス(Core Web Vitalsの指標を含む)を採用したため、統一性を持たせるためにAMPの優遇を終了したのではないかと考えられます。

3. 廃止するメリット&デメリット



3-1. Q5:AMPを廃止するメリット

大きく二つに分けられると考えていて、1つ目は一記事あたりの収益性アップ、二つ目はコスト削減です。

AMPが対応したWebページには広告制限がかかるため、AMPが対応していない広告(AMPに対応していないJava Sprictが使用された広告など)だと
通常のWebページよりも広告収益が減ってしまっていましたが、AMPを廃止した場合だと制限がかからなくなり広告の収益性がアップされると考えられます。

そしてAMPを廃止することによってコスト削減が考えられるため、以上の二つが廃止のメリットです。

3-2. Q6:AMPを廃止するデメリット

Core Web Vitalsの対応がしっかりできていない通常ページの場合、ユーザー体験が悪くSEO的に不利になる可能性があります。

逆にCore Web VItalsの対応をしっかりしているページであれば、SEO的に不利になることはなく、PVが減少するリスクもありません。

4.事例

アメブロでは段階的にAMPを廃止し、AMPの廃止後も表示速度を担保するため、Core Web Vitals(コアウェブバイタル・CWV)を指標の1つとして表示速度の改善に努めているようです。

5.まとめ

AMPはWebページの表示を高速化できる1つの手法です。AMPが推奨されていたころとは異なり、現在AMP優遇が受けられない点は残念に感じますが、AMP廃止のメリットやデメリットを理解した上で、判断することをおすすめします。

次回の記事ではAMP優遇廃止の救世主と呼ばれるBento AMPについて紹介したいと思います。

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