1. ポリシー違反と問題は何通り?
ポリシー違反が起きたらまずやるべきこととして、以下の3つがあげられます。
・ポリシーセンターで問題の確認
・AdMobヘルプで検索
・検索結果でヘルプページかフォーラムがヒットするため、解決方法を確認
しかし、ヘルプを見ても自分のポリシーがどの違反に該当するか分からない場合や違反の状況がGoogleとデベロッパー側で異なる場合があります。
2. AdMobポリシーの種類
ポリシーの種類は大きく分けて4つあります。
最初に違反の通知が来た際に以下の4つのうち、どの分類に入るかを考えることが重要です。
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2-1. コンテンツポリシーと制限事項
「アプリのコンテンツ内容と広告との位置関係に関するポリシー」
・著作権侵害
・中傷を促す内容
・差別
・不正行為を促す内容
・教育上不適切な内容
・ユーザーがアプリ上で不適切な内容を公開する
・広告とコンテンツが隣接、かぶっている
2-2. 無効な操作
「広告のクリック・インプレッションに関わるポリシー」
・デベロッパー本人が広告をクリックする
・ユーザーが繰り返しクリックする
・アプリ内に広告をクリックする様に促す文言が含まれている
・自動クリックツール等を利用すること
2-3. 導入に関するガイドライン
「広告枠実装時に適用される・各広告フォーマットと毎に定められるポリシー」
・フォーマットのサイズに適していない
・意図しないタイミングで広告が配信される
・SDKのバージョンが最新ではない
2-4. 行動ポリシー
「上記3以外のポリシー」
・配信される広告のコンテンツ
・アプリの広告出稿時のポリシー
・AdMobアカウントの他者公開
3. 問題に沿った対策を、解決方法一覧
3-1. コンテンツポリシーと制限事項の解決方法
アプリのコンテンツ変更やアプリのルールや仕様を変更する必要があります。
また、似たような事例が多くあるため、ヘルプやWEB上の記事で調査をすると効率が良いです。
▶︎アプリのコンテンツ変更
・不適切なコンテンツの削除・変更
▶︎アプリのルールや仕様の変更
・アプリ上でユーザーの個人情報流失
・広告の誤クリックが発生するUI
【ポイント】
・ヘルプ・Forumで完結しやすい
・ブログ等デベロッパーの情報共有が盛ん
3-2. 無効な操作の解決方法
違反の殆どがユーザーの行動または、デベロッパー本人による誤クリックのため、事前の対策による再発防止策を考える必要があります。
▶︎再発防止策を考える事
・違反の殆どがユーザーの行動又はデベロッパー本人による誤クリックのため、事前の対策による再発防止施策が重要
【ポイント】
・デベロッパー本人が広告をクリックしてしまう事例多数
・不正なインプレッションの原因特定と解決策が明確に無く、Googleに振り回されてしまう場合も、、、
デベロッパー本人が原因の場合は、「本番環境広告をクリックしない」「AdMob上でテストデバイス設定を実施する」ことが重要です。一方で、ユーザーが原因の場合、「露骨に広告クリックを促す実装がないかをチェック」「Firebaseで原因を特定する」などの必要があります。
3-3. 導入に関するガイドラインの解決方法
この場合、ヘルプページに記載されている禁止事項や推奨ページを参考にしていただき、指摘されている広告フォーマットの変更をしていただく必要があります。
▶︎指摘されている広告フォーマットの変更
・フォーマット別にポリシーが分かれているため問題箇所がわかりやすい
【ポイント】
・はっかさんへ質問があまり来ないポリシー
・ヘルプページで禁止事項と推奨ページが有り、わかりやすい
3-4. 行動ポリシーの解決方法
行動ポリシーは範囲が広く変更箇所が多いため、一概に言える対応策がありません。
解決策として、「AdMobヘルプ内で検索」「ヘルプページ又はフォーラムでの回答を参考に原因を特定」「”問題欄”に記載されている文言でブラウザ検索」などがあげられます。
・ポリシーの範囲が広く、変更箇所が多いため一概に言えない
・発生率が低い
【ポイント】
違反が発生、Googleからの警告が来てから調べるでOK